医師がブログをやるべき理由|資産としてのブログ執筆

研修医・若手医師

この記事は医師でブログをはじめようか迷っている人、医師がなぜブログをやるのか単純に疑問に思っている人に向けた記事です。

医師がブログをやる理由は、情報発信がしたい、日記を書きたいなどいろいろあると思います。

私が考える医師がブログをやるべきだ、と考える理由は一つです。

それはブログが資産になるからです。

資産というと“お金になる”という誤解をされてしまうかもしれませんが、ブログはあまりお金にはなりません。

もちろん徹底的に収益性にこだわったりすれば月に数万円程度は稼げるかもしれません。

ですが医師であれば月数万円などは1日バイトすれば確実に稼げる金額ですので、それを目的にブログを運営することはとても割に合いません。

では「資産になる」、とはどういうことかをお話ししていきます。

資産になるとは、自分の体以外の資本が価値を生み出すこと

資産になるとは、自分の体以外の資本が価値を生み出すことです。

なんのこっちゃ、と思われるかもしれませんが、もう少し聞いてください。

私たち医師は通常、自分の時間を切り売りしています。

病院という職場に行って、そこで時間を費やして診療を行うことで初めて価値が生まれます。

もちろん診療は医師の仕事のメインであり欠かせない要素です。

ですが私たち医師は目の前の患者さんを診療する以外に教育という役割が求められています。

教育というと学生や研修医への教育をイメージされるかもしれません。

もちろんそれも大切ですが、医師は研修医だけでなく、看護師、コメディカルスタッフ、そして患者さんへの教育も仕事の一つです。

普段の業務の中で、私たちは自分の体と時間を使って教育を行っています。

ところが私たちに与えられた時間は1日24時間と限られています。

その中で診療も、教育も、研究も、そして家に帰れば家族の一員としての役割も求められます。

若いうちや、独身のうちはその全てに時間を注ぐことができるかもしれません。

ですが、子育てや介護など家族の一員としての役割が求められる年齢になった時に、果たして同じように役割を果たせるでしょうか?

おそらく真っ先に削れらるところが研究そして教育ではないでしょうか?

なんとか日々の診療をこなしながら、家庭での役割を担うことが精一杯という状況になった時、自分の分身がいてくれればなあなんて非現実的なことを思うかもしれません。

ですが、その自分の分身としての役割を果たしてくれる一つのツールがブログなのです。

ブログの記事は一度書いてしまえば、自分で消さない限りはネット上に残ります。

そしてあなたが寝ている時でも休日に家族と旅行をしている間でも誰かが見てくれれば、あなたの代わりに知識や経験を広めてくれます

ブログは場所を超えて人に届く

時間の話をしましたが、ネット上の情報は場所の制限もありません。

あなたが現場で知識や経験を共有できるのは、あなたの病院の医師・看護師、そしてあなたが診療している患者さんのみです。

ブログではあなたがその場にいなくても、会ったことが無い人にも情報を届けることができるのです。

講演会などで知識を広めることはできますが、それにはあなたの体と時間が拘束されます。

ブログでの情報共有は時間も場所も制限が無いというのが最大の利点です。

同じ情報共有の方法ならyoutubeもあるじゃないか、というご指摘もあるかと思います。

ここからはyoutubeとブログの違いについて説明していきます。

医師の情報発信ツールとしてブログとyoutubeの違い

最近はyoutubeに参入する一般人、芸能人、そして医師も増えてきています。

もちろんyoutubeもブログと同じように自分の分身を作ることができます。

ですが結論としては僕は医師にはyoutubeよりもブログの方がおすすめです。

理由は2つです。

一つ目は、忙しい医師が動画を撮影する時間を確保するのは現実的ではないからです。

ブログであれば、通勤中の電車の中でスマホで執筆できますし、勤務開始前後や昼休憩などのスキマ時間に職場で執筆することも可能です。

ですが、動画を撮るとなると、それなりの場所と時間を確保しなければなりません。

少なくとも医局で動画撮影している同僚がいたらひきますよね。

もちろん週末に時間を確保して撮影するということは可能ですが、貴重な休日を削るのは本末転倒だと個人的には思います。

2つ目の理由はブログの方がより正確な情報を発信しやすく、情報が古くなったりした時にも改定(リライト)が容易だからです。

ブログの場合は発信した後に、表現を直したり、より正確な用語に変更することが可能です。

それこそ通勤中に自分のブログを確認してその場でスマホで修正できます。

動画も一部を編集することはできなくはないですが、発言の一部や言葉を修正するために、撮影・編集を行うのは大変です。

ブログは文章が中心の地味なツールですが、文章だからこそのメリットがあるので、youtube全盛期でも生き残ると思いますし、忙しい医師が資産を作るのに向いています

まとめ

医師がブログを書くことの意味についてお話ししてきました。

知識の資産を作る、という観点から医師に向いていると思いますが、はじめるならば早い方が良いです。

仕事を引退してから書こう、と思っていても現役の時の経験や知識は時間とともに忘れていってしまいます。

自分のためのメモのつもりで気軽に初めてみるのがおすすめです。