初期研修医の先生にまず読んでほしい10記事

研修医・若手医師

ここは「救急医の小部屋」という救急外来に関わる人を応援するサイトです。

著者はER型救急診療を軸足とした救急科専門医・集中治療専門医です。

ここではこのサイト内の「初期研修医の先生にまずは読んで欲しい10記事」を紹介します。

ここで紹介している記事はEBM、臨床推論、感染症など総論的な記事が中心です。

救急外来での診療に関する記事など、各論が気になる方はサイトのトップページやカテゴリー「研修医・若手医師」のリンクからも他の記事を読んでいただけるとうれしいです。

目次

臨床推論とは|検査前確率・尤度比を使った閾値モデルの考え方を基本から解説

病歴・身体所見から検査をオーダーする。

当たり前の行動ですが、その裏にある臨床推論の考え方について初期研修医のうちに学んでおく必要があります。

上級医は何を考えて検査オーダーを組み立てているのか、検査前確率、尤度比を用いた閾値モデルで解説します。

少しボリュームのある内容ですが、本を一冊読むよりははるかに短時間で読めます。

感染症診療の考え方|感染症の三角形+αを理解して抗菌薬を選択する

感染症は何科に進んでも必ず関わる病態です。

ですが、感染症の基本を学べるのは初期研修医のうちだけです。

後期研修医になると専門科の知識や手技を取得するので、感染症の勉強は後回しになってしまいがちです。

発熱やCRPを指標に抗菌薬投与をするようになってしまわないために、今のうちに読んでおいてほしい記事です。

PICO・PECOとは?|EBMの5ステップを理解する

PICO・PECOって聞いたことありますか?

EBMを実践するための5ステップについて、PICO、PECOって何?という初心者向けに解説していきます。

医学論文の効率の良い読み方|Journal Clubのスライド作りをする前に読む記事

総合内科や救急科をローテーション中の一つの山がjournal clubです。

医学論文を読み慣れていないと、一つの論文を読むのも時間がかかりますよね。

医学論文の構造を解説しながら、効率よくjournal clubの資料(スライド)を作るためのヒントとなる記事です。

ランダム化比較試験(RCT)とは|RCTの3つの利点を解説

初心者はjournal clubで読む論文はメジャー雑誌のRCTをおすすめします。

医学論文を読む上でRCTの利点とは何か?を知ることで、より内容への理解が深まります。

journal clubに取り組む時に一つ前の記事とセットで読んで欲しい記事です、

救急外来での問診のコツ|痛みの問診の型など4つのコツを解説

問診は一般外来と同様に救急外来でも重要なスキルです。

救急外来での問診は、短時間で必要な情報を集める必要があります。

救急外来初心者に知っておいて欲しい4つのポイントに絞って、救急外来での問診のコツを解説しています。

診断エラーにつながる3つのバイアスとは?急性胃腸炎を例に解説

診断エラーを回避したい、というのは救急医に限らず誰もが思うことです。

診断エラーにつながる3つのバイアスについて知ることで、診断エラーの回避につながる可能性があります。

急性胃腸炎を疑った症例をあげつつ診断エラーを回避するためのヒントを解説しています。

「さるもちょうしんき」ショックや急変時にまずすべき6つの事

救急外来に限らず、急変、突然のショックなどすぐに動く必要がある場面があります。

そんな時にフリーズしないために、「さるも聴診器」のごろで覚える6つの事を解説します。

救急医が選ぶ!研修医の救急当直に役立つおすすめの本5冊【2020年版】

初期研修医にとって救急当直を乗り切るためには、ベースとなる教科書・本が必要になります。

とはいえ「救急外来マニュアル」のような名前の本はたくさんあって、なかなか選べないかもしれません。

この記事では、毎年研修医を指導している救急医の立場から「これを買っておけばハズレは無い」いう本を厳選して紹介しています。

ER診療に役立つ知識・スキルのための10記事

ER診療に関して各論を知りたい、という人向けにER診療に役立つ記事を10こ集めて紹介している記事です。

この10記事以外にもまだまだたくさん記事があるので、興味がある方は、サイトのトップページ「研修医・若手医師」のカテゴリーから各記事を読んでみてください。